| 08/3のプレビュー |
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「石塚さん、書店営業にきました。」 石塚昭生 著 ポット出版 ISBN 978-4-7808-0113-2 2000円+税 | |
| 私達書店の現場には、毎日多くの出版社の営業担当者がやってくる。実際に案内される書籍の中には「ぜひ積んでみたい!」と思うものもあれば、正直あまり店頭に置く気のしないものもある。 しかし出版社側も商品の売り込みに必死。書店側も売れ筋商品の確保と同時に店頭在庫の調整、資金繰りに必死なのである。そこで双方がより納得、満足できる仕入れ交渉のノウハウを、書店店長の経験もあるというコンサルタントの著者が伝授する。身につけておくとトクをする細かい営業テクニックも勿論あるが、もっと大事な営業としての心構え、知っておくべき書店事情にまで触れた、出版社も書店も納得の指南書と言える1冊。書店の立場から読んでも大変参考になりました。 お客様以上に、わが社の若い人たちにぜひオススメしたい。読んだら感想文をオレのところに送るように・・・というのは冗談だけどね。 日野(八千代台店) |
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「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ」都築響一 著 晶文社 ISBN 978-4-7949-6723-7 1900円+税 |
| 出版ニュース社発行の出版年鑑2007年版によれば、2006年の新刊発行数は遂に8万点を超えたそうである。つまり一日200点以上の新刊本が出ている計算になるってわけ。当然その中でベストセラーとなるものなどほんの一握り。誰もが競って買うベストセラー本が書店の店頭を華やかに活性化する一方で、誰も知らずに埋もれていく本が大量にあるわけだ。 しかし書店の真の充実化と活性化には、その誰も知らない本こそが絶対に必要であり、その中にこそあなたの本当に読みたい本があるかも知れない。 本当に読みたい本だけを求めて日本全国、果てはタイまで探索に出かけた男の、旅先で出会った個性派書店、数々の書籍を紹介した素晴らしく充実しきったブックガイド。紹介される書店や書籍の魅力もさることながら、そのレビューも愛情とユーモアが込められており、読み物としての充実ぶりも素晴らしい。 最近、ビジネス書や新書などばかりを紐解いていた私だが、久しぶりに本来の意味で面白い本に出会った。そして本書をきっかけにまた面白い本に出会えることだろう。 日野(八千代台店) |