| BOOK REVIEW09/1/30 |
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「覚悟のすすめ」 金本知憲 角川新書 |
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| 大切なのは「どうにもならない状況に陥ったとき、どうするか」だ。私は四番を打っていて、チームの中心としての役割を期待されている。だから、ほかの選手が失敗しようが、ケガ人が何人出ようが、どれだけチームの調子が落ちようが、その穴はすべて自分が埋める覚悟を持っている。そうすれば、いかなる状況に直面しようとも、あわてふためくことはない。(本文より)毎年の最下位争いが嘘のように常勝軍団となりつつある阪神タイガースを作ったのは紛れも無くこの男であると思う。 骨折や半月板の損傷にも負けずにグラウンドに立ち続ける姿の影響で、他の選手たちも少々の怪我では休まないようになった。 金本知憲が阪神に何をもたらしたのか。その野球人生、肉体、精神、リーダーシップの秘密に迫る。40歳にしてなお第一線で活躍し続ける金本の強いリーダーシップや、精神力は、混迷の時代を生きる人たちにとって大いに参考になるだろう。 09/1/30 |
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「野球の神様がいた球場」 衣笠祥雄 ベースボールマガジン社 |
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「藤川球児ストレートという名の魔球」 松下雄一郎 ワニブックス |
| 51年の歴史を閉じる広島市民球場。阪神の試合を見るために全国各地の球場を回っているが甲子園と広島市民球場、この二つの球場で見るゲームは特に楽しい。 ドーム球場が嫌いで野球は外で見るものだ、と思っているからでもあるのだろうが「野球の神様がいる」と言われれば素直に「そうだろうね」と言えるそんな空気がある。 赤ヘルの躍動の舞台となったこの球場への思い出を、鉄人・衣笠祥雄氏が綴る。「鉄人が鉄人になれた理由」「カープ黄金期への歩み」「広島市民球場のあんな顔、こんな顔」など、広島市民球場にまつわるエピソードを交えながら、この球場への感謝を込めた1冊。 市民球場・広島カープ・衣笠が好きな一部の方に強くオススメします。 09/1/30 |
藤川と親交の深いデイリースポーツの名物記者が書く、藤川のこれまでの野球人生。 ここぞ、という場面で藤川はストレートに拘る。「変化球放ってくれや」と何度叫んだか分からない。「次、変化球放ったら絶対振りよるのに・・・」球場のあちこちで聞こえる「ボヤキ」。私も何度ぼやき、罵ったか分からない。でも、この本を読んでから回数は格段に減った気がする。藤川は順風満帆な野球人生を送ってきたわけではない。自分を甘やかさず、努力し続けたからこそ今の守護神としての華やかな活躍があると彼は言う。 某番長に悪しき言葉で罵られたこと事件についても書かれているが、藤川は決して相手を罵らない。怒りをぶつけるのは、いつも自分に対してである。 罵られても罵らない、褒められても奢らない、自分を甘やかさず、何事も他人のせいにしない、そんな彼の強さが分かる本。小中学校の教科書に載せてもらいたいと思う素晴らしい一冊です。 09/1/30 |
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『母のこころを すべてに』 CD + PHOTO BOOK 付き 佐藤初女 KTC中央出版 |
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| 昨今では、御存知の方も多いだろう「森のイスキア」を主宰しているご婦人・佐藤初女さん。ドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」に、海洋冒険家ジャック・マイヨール、ダライ・ラマ14世と肩を並べて紹介され、その生き様で多くの人の心を揺さぶった、心優しいおばあちゃん。殺伐とした世間に心を磨耗され、ついつい背負わなくてもよいものを背負ってしまう・・・。そんな方に、是非。よくあるHOW TO本より、世間と共存していくヒントが隠されているように思います。彼女の「おむすび」を口にすると、背負ってしまったなかなかおろせない闇をやすやすとおろせてしまうそうです。でも、現実は、なかなか。彼女に直接会ってエネルギーをもらえない方の心の応急処置的な一冊。心地よいサウンドとどこか懐かしさあふれる写真たち、そして彼女から紡ぎだされる温もりであふれた言葉。それはまるで、幼い頃、おかあさんに「大丈夫!」と頭をなでてもらったような読後感のある本です。 (八千代台店 関根)09/1/30 |
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「俺がおまえの人生を変えてやる!」 アンドリューW.K. ロッキング・オン ¥1360(税込) |
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| 人生相談ものが好きだ、なぜだか昔から。 本書は、洋楽専門誌「ロッキング・オン」に連載されている、ミュージシャン、アンドリューW.K.のお悩み相談コーナーを1冊にまとめたものである。人生相談モノ好き私の嗅覚が捉えた、ここだけTVBrosの空間のようなこのコーナーを、皆様は御存じだろうか。アンドリューに寄せられるさまざまなお悩み(人生の悩み、恋愛の悩み、性格の悩み、仕事/学校の悩み、趣味/嗜好の悩み、身体の悩み、生活の悩み、音楽の悩み、特異な悩み)に対し真剣に考えアドバイスを送る姿には感動もの。なんていい人なんだ! 笑えるものからシリアスな悩みまで、人っていろんなことに悩んでいるのだわ、としみじみ。そのひとつひとつに対する回答が、また、いいのである。まだ若いのに、「兄貴」と呼ばれる所以か。私よりよっぽど常識人じゃん…。味わいのある毛筆のコーナー題字を本人が書いている写真ほか、多数ショットあり。こんなに愛読しているコーナーなのに、本人の音楽を聴いた事がないのを許してくれるかな、アンドリュー? (千城台店 片山)08/12/01 |
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「中央線で猫とぼく」 北尾トロ メディアファクトリー |
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「猫は魔術師」 竹書房 |
| 一度でも猫と一緒に暮らしたことのある人には、結構たまらない猫エッセイです。ライターの北尾トロさんと一緒に暮らしている、スーとモーという2匹の猫。小心者で内弁慶なスー、忍耐強いモーそれぞれの性格が個性的でこれまた面白い。その観察眼はまさに飼い主、といいたいところですが、既に飼う、飼われるという関係じゃなく同居している家族状態なのだなあと感心しちゃいます。それ以上に面白いのが、独身時代の猫たちとの逸話。ふらりとやってきて棲みついた猫あり、公園で仲良くなった猫あり、庭に住み着いた猫の家族ありと、まさに猫に縁付いている生活。とてもうらやましいです。たくさん載っている写真やトロと猫と街MAPもとても可愛くておすすめです。 (IY船橋店 小峰)08/11/12 |
世界で唯一の「猫」を題材にした大人感覚の文学紙、月刊「ねこ新聞」をご存知でしょうか。今年の6月になんと通算100号を達成したというからすごい!そこから選りすぐった40名の猫エッセイが一冊の本になりました。一人ひとり、2〜3ページで猫との思い出を綴っているのですが、群ようこ、浅田次郎、あさのあつこ、といった作家陣から浅生ハルミン、寒川猫持さんといった猫好きにはお馴染みの方まで、それぞれぐっとくるエピソードばかり。自由気ままに生きている猫たちをいかに愛しているか、猫との接し方から書いている人が見えてくるような気がします。猫好きに悪い人はいない、そんな言葉を信じてしまいそうないい話ばかりです。 (IY船橋店 小峰)08/11/12 |
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『「カチン」ときたときのとっさの対処術』 ワニ文庫 植西聰 |
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| 職場や学校、家庭など様々場面で「なんでそんなことを言われなきゃいけないんだ」と「カチン」としてしまう。誰にでもあるのではないでしょうか。 心ない相手の発言をどう受け止めますか? 心が傷ついたり、キレていたりしては損ですよ。 心をガードする「思考法」を知りましょう。感情的にならず、冷静に対処したいものです。 傷つけられたり、頭にきたりすることがないって良いことです。 この対処法でストレスをためず、円滑に人間関係を運べるようになるはず! (本八幡店 平出)08/10/31 |
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「日本野球25人 私のベストゲーム」 文春文庫PLUS スポーツグラフィック ナンバー編 |
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「原島弁護士の愛と悲しみ」 光文社文庫 小杉健治 |
| スポーツ雑誌「Number」の創刊25周年特別号に掲載された「日本野球の25人ベストーゲームを語る」に大幅に加筆して文庫版で登場。 [監督編][投手編][野手編]の三章に分かれて日本野球界を代表する25人が長い野球人生の中でのベストゲームを語ります。しかしそれはベストゲームと言うよりはそれぞれ自分の記憶に強く印象として残っている試合を挙げているような感じがある。皆プロとして大活躍した選手ばかりだがイチロー・清原和博・桑田真澄・松坂大輔の4人は高校時代の試合を挙げている、野球人生の中で高校野球がいかに特別な時であったかが伺える。5球団を渡り歩き優勝請負人の名をほしいままにした男、江夏豊は日本でのプロ生活最期のピッチングとなった西武2軍グラウンドでの試合で静かな満足感を得たとしてその後の引退につながる心境を語っている。 (船橋芝山店 大川)08/10/16 |
著者初期の社会派ミステリー5編を収録、短編ですがどれも読み応えがあり、深く考えさせられる作品です。 表題作は残虐な母娘殺人事件の容疑者の弁護を買ってでた良心的で正義感に厚いと評判の原島弁護士、しかも原島は同容疑者にかつて自分の妻と娘をひき殺されていた、その行為の意図は果たして…心の奥深くにある悲しみに心打たれます。 (船橋芝山店 山内)08/10/16 |
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「フェルメール全点踏破の旅」 集英社新書ヴィジュアル版 朽木ゆり子 |
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| レンブラントと並ぶ17世紀オランダ絵画の巨匠フェルメール、しかしその作品は謎に満ちており現在真作と認定されている作品はわずか37点と極めて少ない、著者はその全点を直接その目で見るべくヨーロッパからアメリカへ美術館巡りの旅へ出る。 作品の書かれた時代背景や作品そのものの詳しい解説はもちろん、都市や美術館のガイドとしても読み応え十分。カラーで全作品が掲載されていて読みながら絵を見られるのがとても便利です。 フェルメールの作品と言えば盗難や贋作、ナチスによる掠奪などの問題と切り離せないだけに、その作品がどのような経緯でその美術館に収蔵されるに到ったかに興味深いものがある。 (船橋芝山店 大川)08/10/16 |
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『とある飛空士への追憶』 小学館 犬村小六 |
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| 「光芒五里に及ぶ」と評される程に美しい次期皇妃を背に、すべての性能において自分の機より勝る敵機が見張る海を超え、次期皇妃を「皇子の元へ送り届ける戦艦との合流ポイント」まで運ぶ。 失敗はすなわち死、成功は多額の報酬。ただし、次期皇妃に手を出したら成功しても銃殺。 社会の最下層の出身の傭兵が、前人未踏の作戦へ次期皇妃を背に出発した! 地位も名誉も称賛も要らないと言った彼はしかし、彼女のことをも諦めることができるのか。 『(この本を)読まずして今年は終われねぇ!』と、送られてきたPOPに書いてあった通りでした。 たった4日間の空の旅。しかし確かにソレはここにある! (東習志野店 鈴木)08/09/19 |
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「壊れた福祉」 中里憲保著 講談社 1575円(税込) 9784062145992 |
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| 読み終えて暗澹たる気持ちにさせられた。ある程度予想はしていたが日本の福祉の実態はもう絶望的だ。一体なぜこの国の政府は医療費の削減、国民負担を増やすことに躍起になるのか? 人としてどういう神経を持ち合わせていたら、例えば「後期高齢者医療制度」のようなこんな無茶苦茶な医療制度を立ち上げることができるのか? 親は勿論のこと、自身の老後のことまで考えなければならない年齢に達した身としては、この国の政治に対する怒りと不信感を募らせるしかない。 本書は日本の高齢者医療と福祉の現状を克明に描いた渾身のルポ。増え続ける老人の孤独死。出口のない介護地獄。リハビリを充分に受けられず路頭に迷う患者たち。障害者に対する不当な扱い。生活保護認定の不公平。高額老人ホームに見る医療や福祉の“格差”。福祉を食い物にする利潤優先の介護ビジネス。過酷な仕事にも拘らず報われない介護従事者の苦悩、深刻な人材不足。これら全てがこの国の福祉の実態なのである。どれ一つとして解決されていない問題だ。 この“惨状”を自分だけは関係が無いなんて思っていたら大きな間違いだ。これをお読みになっているあなたご自身やご家族、あるいはこれを今書いている私自身が明日にでも倒れて病院に運ばれることも、無いとは言い切れないだろう。本書はそれを前提に読んで欲しい。 本当に救いのない内容の本だが、著者は惨状を嘆くだけでなく、最後に一つ具体的な解決案も掲げている。もう一つ特筆すべきは大きな字で読みやすいこと。高齢者の方への配慮もあるのだろうが、お陰で量的には丁度よい位の長さとなっているので若い読者にもお薦めしたい。とにかくぜひ読んで下さい。本書は日本人、人として必ず読んでおくべきだと断言します。 (八千代台店 日野)08/09/05 |
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森三中 村上知子の小麦粉工房 祥伝社 \933 |
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世界のおいしいお米レシピ 白夜書房 \1600 |
| スーパーで買ってきた安〜い小麦粉一袋を使って、次から次へとご飯のしたくをする村上さんの姿はテレビ番組でおなじみですが、このレシピ本ではあらためて彼女の自由自在なお料理スタイルと小麦粉のすばらしさを目の当たりにしました。「工房」の全貌を惜しげもなく見せてくれる、ありがたい本です。 ふんわり、もちもち、さくさく、甘いもの辛いもの、和洋中、何でもござれ。素朴なお料理の写真を眺めていると、ふくらんだりひび割れたり焦げたり、そしてつるんと透きとおった小麦粉の七変化に思わず感動! さて何から作りましょうか? (志津店 岸) |
コナに感動しながらも、コメもなしでは生きられない、だって日本人だもん。 ……と思ってこの本を開くと、日本の「ごはん」はもちろん世界各国のお米料理が満載で、レストランのメニューを見ているかのように目移りしてしまいます。テレフォーノ(イタリアのライスコロッケ)から始まり、かの有名な(?)甘い甘いライスプディング、そして様々な国の混ぜごはん。身近な材料でここまでできるなんて知らなきゃ損。毎日当たり前のように口にしているお米ですが、この本を読めばもっともっとその世界が広がるはずです。 (志津店 岸) |
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「新宿駅最後の小さなお店 ベルク」 井野朋也 著 ブルース・インターアクションズ刊 定価1,680円(税込) 9784860202774 |
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| ファーストフード店でよく見かける「早い、安い、うまい」という謳い文句を高品質で実現させている店があると聞いてあなたは信じるだろうか? 新宿駅地下街にひっそりと佇む珈琲と麦酒のお店“BERG”は、ひっそりと言いながら実は知る人ぞ知る名店で毎日朝から晩まで絶えず賑わう繁盛店。私も休日に新宿まで音楽CDを物色しに出かけた折には必ず立ち寄ります。とにかくここのコーヒーとビールは美味い!つまみも美味い!食事も美味い!しかもどれも信じられない位に安い!そして店内は若くてエネルギッシュな感覚と古き良き時代の新宿の雰囲気がうまくブレンドされたそれは素敵なお店なのである。新宿に行かれる機会があればぜひお立ち寄り願いたい。 さて本書はそのONE&ONLYの個人飲食店の店長が綴った、BERGの一大奮闘記。 このお店がなぜ魅力的なのか?それは「お客様第一」を考えた店作りにある。そこにお客を無視した個性や勘違いなどは一切存在しない。逆に自分たちが入りやすいと思う店の雰囲気、自分たちが美味しいと思う味、食材にとことん拘る。自分たちが心からよいと思うものはお客様にとってもよいもののはずだ。それを最初から狙ったわけではなく「お客様の為」という一心で自然と培われていったという所が他ではマネの出来ない所以だろう。 ところがこのBERG、今ビルから立ち退きの危機に晒されているらしい。それもバカバカしいとしか言いようの無い一方的なビル側の都合で。著者が何より許せないと訴えるのはこれまで皆の努力で20年掛けて築いてきたものを、簡単に力でねじ伏せようという圧力だ。本書の問題提起は同じ商売に携わる者として重くつきささる。大変参考になった1冊だった。いや「参考」だとか「勉強」だとかいう前に、読み物として抜群の面白さと深い感動を味わうことのできる本だ、ということも付け加えておく。 (八千代台店 日野) |
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サム・ロイドの『考える」パズル 青山出版社 |
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死体は切なく語る 上野正彦 朝日文庫 |
| 数学や図形を使った知能パズルが満載の本書ですが、実は作者のサム・ロイドが活躍したのは今から100年前。紙と鉛筆があればどこでも楽しめる、パズルという知的娯楽を庶民に広めた人だそうです。レトロで、お洒落な挿絵が魅力的です。新聞の連載コラムに毎日新作を発表したといいますから、挑んでいる私たちは19世紀の人々と同じことを楽しんでいるということになります。100年まえのパズルの天才にあなたも挑んでみては? | 法医学者として有名な著者が、立ち会ったさまざまな事例を紹介している本です。衝撃的な殺人事件、解剖から見えてきた死体の訴える真実。死んだ人の最後の思いが行間から伝わってきて胸がしめつけられます。ありがちな死因や医学的見地も知ることができます。2万体もの死体を検死してきた著者の見方から書かれた、死から生をみるということが力強く伝わってくる一冊です。 | ||
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とめはね! 河合克敏 小学館 |
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| 書道をしたことのない帰国子女の大江縁(男)と、柔道部とかけもちの望月結希(女)の2人の新入部員と3人の一風変わった先輩たち(女)の書道部の話です。 コメディーな本編に書に関する色々な話、作中に書かれたリアルな書道作品、メイキングもついて字が上手になれそうな楽しい一冊です。 (新松戸店・戸津) |
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鎌倉 歴史とふしぎを歩く 大貫昭彦著 実業之日本社 |
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にっぽん心の仏像100選上下 NHK |
| 都内から二時間足らずで行くことのできる、一番身近な観光地・鎌倉。緑にあふれた風光明媚な土地であると同時に、その歴史の深さゆえに実はもうひとつの顔をもっている。すなわち、戦乱に明け暮れた武士の都には、今も不思議な伝承や伝説が数多く残っているのだ。そんな裏の歴史を歩く旅を、9コース紹介しているのが本書。普通のガイドではおざなりな、各寺社の伝説や歴史が詳しく紹介されているので本書で勉強してから寺社を回ると一味もふた味も違う鎌倉の旅になること間違いなし。いかに血塗られた伝承の残る史跡が多いかドキドキしながらお楽しみいただきたい。 | 同名テレビ番組の書籍化。仏像の写真の横に、その仏像に思い入れのある視聴者の文章が添えられています。修学旅行で友達とみた仏像、亡き人の冥福を祈った思い出の仏像、その美しさに心うたれた仏像。短い文章からでもそれぞれの人の思いが伝わってきて、ついそれぞれの仏像に会いに行きたくなりました。と同時に、あの寺のあの仏像は格好良かったな、とか変わった仏像だったな、とか自分のお気に入りの仏像に思いをはせてしまいました。 |
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